▼想いと体験を出会わせることで、人生を豊かに
今回取材場所として伺ったのは福岡市西区にある今宿野外センター。そしてお話を聞いたのは、なんとキャンピングカーの中!「明日から息子連れて、この車で旅行なんです」そう話すのは、株式会社リーボの代表・松尾龍馬さん。“人生を豊かにする”をミッションとして、人と人、想いと体験をつなぐためのレンタカー仲介をはじめ、交通サービスにまつわるさまざまな取り組みをしています。ヒグラシが鳴く夏の夕べ、キャンピングカーの中での取材が始まりました。
「レンタカーというと、みなさん大手の会社を想像すると思うんですけど、実は、50万台といわれるレンタカー市場の半分以上が、中小の会社なんです。1社で30台くらいを所有する、いわゆる町のレンタカー屋さんですね。僕たちが仲介をしているのは、そういった会社。大手に比べて顧客を獲得しづらいという課題を抱えていて、なおかつ情報のweb化が加速する時代になかなかついていけていない。業界全体の底上げも含めて、集客のためのウェブシステムを構築したり、ポータルサイトを運営したりしています。」
―市場の半分となると、マーケットとしては大きいですね。“困っている”ということのほかに、町のレンタカー屋さんに着目した理由は?
「中小独立系のレンタカー屋さんって、特別な車を扱うケースが多くておもしろいんです。キャンピングカーやオープンカー、ハーレーなど。それぞれが、“うちにしかないもの”で差別化を図ろうとするから、そんな風になるんですね。これが、大手と明らかに違う点。たとえば、博多駅周辺では、キャンピングカーが1日1万円で借りられますし、福岡空港周辺ではオープンカーが8時間5000円で借りられます。旅行などでレンタカーを利用する時に、こういう選択肢が増えれば、移動が楽しくなるはずだと思いました。ただの交通手段ではなくて、特別な車に乗れるという体験にもフォーカスしたい。特にキャンピングカーの仲介は力を入れていきたいひとつでして、この業界のポジションを取りたいと思っています。」
▼Come on local! 『キテネ』の立ち上げ
―HPを拝見すると、“行ってみた”系の旅行記事などメディアも展開されているんですね。『キャンピングカー体験記』といった独自コンテンツも目立っています。
「移動の選択肢を広げるという意味では、そもそもレンタカーという選択肢をもっていない人へのアプローチも大事だと思ったんです。そこで、入り口を広げるために最近立ち上げたのが、旅行&レンタカー予約サイトの『キテネ』です。」
「どこで?誰と?何する?何食べる?という4つのタブを掛け合わせて検索すると、おすすめの旅プランとレンタカー情報がでてくるようになっています。もちろん、キャンピングカーを使ったプランもありますよ。旅行サイトはすでにたくさんありますが、僕たちの『キテネ』は、土地の魅力だけでなく『来てね』と思っている人の存在も同時に発信する、パーソナルなメディアに育てたいんです。というのも、自分自身が他の旅行サイトなどを見て思うことですが、どれも情報がリアルじゃなくてそそられない。そこにはどんな想いがあるのか、どんな人や体験が待っているのか。もっと生の情報を伝えれば、そこへいく動機付けになるんじゃないかと思ったんですよね。」
もともと、交通が整備されていない地方への観光誘客を考える機会から、着想を得たという『キテネ』。“グーグルマップで検索しても出てこないような山道を走って、たどり着いた秘境で車中泊!”なんて、わくわくするプランも見つかります。リアルなローカルが伝わる、新しい旅行メディアとして注目です。
▼次の行動を、いかにクリエイトできるか
―今回は、エンジニアと営業、二つの職種での募集ということですが、それぞれの具体的な仕事内容を教えてください。
「エンジニアは、言い換えればWEBプログラマー。自社のHPや、『キテネ』などのサイトつくっていく仕事です。常にグロースハックしながら、新規機能を追加したり、いらないものは削除したり…。デザインに近い領域のことをやることもあります。言われたことだけをするのではなく、ABテストなどを重ねながら、時代やニーズに合わせて、WEBを常に最適な状態にしておくことがミッションです。次の行動をいかに自分でクリエイトできるか、これはエンジニアだけでなく、どの職種でも重要ですね。営業は、レンタカーの社長さんに会いに行って、自社のプラットフォームやサービスを提案する仕事です。特に、キャンピングカーのレンタカー屋さんとは、これから全国9割の提携を目指したい。なので、営業で採用された方は、日本全国を駆け回ることになります。福岡本社ですが、福岡にいることはほとんどないかも…。車を一台渡すので、車中泊でどこまでも行ってきて!ということもあり得ます。」
―車中泊で営業とは…!リーボならではのワークスタイルですね。
「うちには、キャンピングカーライフ制度というのがありまして。たとえば、『キテネ』のライターなんかも、その制度にのっとって働いています。車で日本全国の素敵な場所を取材して回りながら、メディアの記事を書くんです。いわゆるノマドですよね。あくまで会社員なのでノルマはしっかりこなさないといけないですが、スケジュールや休みは自由に組んでOK。今回募集する営業も、その制度を使ってもらってもいいです」
―スキルや経験以外にも重視する点はありますか?
「まず、情熱と素直さがあること。それから、僕たちのミッションを理解して、愛を持って取り組めること。できれば20代の方が望ましいですね。これからどんどんWEBのサービスに力を入れていくので、感受性が豊かだったころからネットに触れていて、オンラインで物事を決断していくのに慣れている世代に来てほしいんです。あとは…ぜひ、女性の方に応募してほしい!これ、経営課題だとも思っているんですが、今、7名いるスタッフの全員が男性なんです。メディアの運営も始めたので、女性の視点を取り入れるのが急務でして。とはいえ、男性7人の会社に女性が1人入ってくるって、なかなか勇気がいると思いませんか?!だから、男性スタッフがこれ以上増える前に…という意味でも、やっぱり女性に入ってきてほしい(笑)」
―“情熱と素直さと愛を持ち合わせた、若い女性”にきてほしいということですね(笑)応募者へメッセージをお願いします!
「僕たちが求めている人材は、なんでもまんべんなくできるというよりは、何か一つ、特化してできることがある人。組織全体のイメージとしては、ピラミッドではなくて、バンドを想像してもらうとわかりやすいでしょうか。一人ひとりが欠かせないメンバーであり、主役であるということですね。採用の際は、今いるメンバーとレーダーチャートを重ねて、会社全体のバランスが取れるか、大きな円になれるかということを重視します。だから、まずは僕たちに会いに来てください。書類では判断できないので、面接ですべて判断することになります。面接は…、厳しいほうだと思いますね。割と突っ込んだ質問なんかもするので。一番最近入社したふたりは、『もうあんな面接したくない』とか『落ちたと思った…』なんて言ってました(笑)どうしてそういう手法をとっているかというと、その人の中身を知りたいから。うちみたいな会社って波があるので、苦しいときも一緒に乗り越えないといけない。チームが一番心の深いところで繋がっていないといけないので、面接のときになるべくそのひとの本質を見るようにしています。入り口は狭いかもしれませんが、入社したら全力で愛します。だから、ぜひ熱意を持って飛び込んでください。」
リーボでは、エンジニアや営業のほかに、学生ライターなどのアルバイトも募集中!自由な雇用形態をとっているので、旅が好き、車が好き、新しいことをクリエイトしたいという方は、まずコンタクトをとってみませんか。
- 会社名
- 株式会社リーボ
- 募集期間
- ~11月5日(木)
- 採用人数
- 【エンジニア(WEBプログラマー)】1名【営業】2名
- 募集職種
- エンジニア(WEBプログラマー)営業
- 雇用形態
- 契約社員(3ヶ月の試用期間のち、正社員登用)
- 勤務地
- 【エンジニア(WEBプログラマー)】福岡市中央区薬院2丁目2-18 大地ビル5F【営業】全国各地
- 勤務時間
- 8:30~17:30
- 給与
- 新卒18万円~中途 ※年齢・経験・スキルによる
- 福利厚生
- 交通費支給(上限1万5000円)社会保険完備有給休暇あり
- 休日休暇
- 暦どおり(土日出勤の場合は、振替休日あり)
- 仕事内容
- 【エンジニア(WEBプログラマー)】自社HPやポータルサイトのプログラミング【営業】レンタカー会社との提携、業務システムの販売
- 応募資格
- 【エンジニア(WEBプログラマー)】PHPの知識がある方【営業】普通自動車免許
- 選考プロセス
- STEP-1.本サイトへお申込みSTEP-2.書類選考STEP-3.面接(2~3回)※履歴書・職務経歴書提出
- 備考